メイタタのしもべ日記

タンザニアに住むマサイの夫と遠距離中の看護師

持たざる暮らし

断捨離に両足を突っ込み、本当に自分に必要なものを選定する日々。

この作業は精神を使うので、朝起きてから昼までの間に進めるようにしている。夜は思考が停止しがちで、何も考えずにモノを減らせるけれど捨ててはいけない物までいってしまうので要注意。看護師免許は捨ててはいけない。

 

友達に遊牧民族の子がいる。

最小限のものを携えて、牛を放牧しながら牧草地を移り行く。手に持てるものだけで、スーツケースも大きなバックパックもない。

物は持ってないけれど、実に豊かな生活だと思う。

牛を追い、乳を搾り、火を起こして料理を作る。家族で一緒に過ごす時間を大切にして、文化風習を大切に守る彼ら。

 

自分が朝から晩まで働いて、得られる対価とその使い道は果たして健全なのだろうか?

特に使い道に関しては「浪費」によるストレス解消が大きくて、その結果いらない物がどんどん増えてしまう。何のために働いているのか本末転倒である。

 

今日も朝から断捨離に取り掛かり、ずっと使っていた無印の衣装ケース4個を空にした。

もっと身軽になって、自分自身に投資して、人生を謳歌したいと思いつつ本日も簿記の本を開くのであった。